大江戸徒然日記

大阪に生まれ育った中年男ですが、転勤で東京にやって来て、早くも11年目になりました。東京スカイツリーを毎日マンションの窓から眺めて、過ごしています。 主に日々の出来事やデジタルデバイスについて綴っていきます。なお、PCはVaio Pro11、スマートフォンはiPhoneSEとXperia Z5compact、そしてCASIO最後のガラケーの名機CA007も使っています。

カテゴリ: 携帯電話・スマートフォン

昨年の10月に、Xperia Z1の電源が逝ってしまった話題をブログに書き込んだが、先週の関西出張中に家に置きっぱなしにしていたXperia ZL2の充電ができなくなってしまい、結果として電源が入らなくなってしまった。

XperiaZL2


6月にはXperia A2も同じくような症状で逝ってしまった。具体的には、まずマグネット式の充電端子からの充電ができなくなり、次にUSBからの充電もできなくなる。USBにACアダプタを接続すると、充電中を示す「赤いLED」が点灯するが、しばらくすると消灯してしまって、まったく充電ができていない状態のままになってしまう。

WEB上でもこの時代のXperiaの電源まわりの不都合がたくさん報告されている。もっとも、Xperia A2もZL2もヤフオクで相場よりかなり安価に入手した白ロムなので、致し方ないのかもしれないが、Xperiaの中古には要注意ということだ。自分の経験では、国内キャリア版で、(スペック的に限界となって)最後まで使えたのは、新品で購入したDoCoMoのXperia rayだけだ。

ところが、グローバル版は、Xperia mini、Xperia U、Xperia M、Xperia SPといずれも電源まわりの不都合の経験はない。キャリア仕様のプリインストール・アプリがなかったり、簡単にrootが取れるので、Sony製のプリインストール・アプリも削除して軽くしているのがいいのかもしれないが、この差は何だと言いたくなってしまう。 

こんな状況では、一般人には端末の不都合が少ないiPhone一押しになってしまうのもやむを得ない。 

160116_L-09C

NTT docomoのLTE(Xi)対応のモバイルWifiルーターのL-09C、2011年6月に発売されたものだが、docomo回線を使った格安simで使えるという事で中古を入手したが、電池が持たない。

どうも、スリープ機能がうまくないのか、通信を行っていなくてもどんどん電池が消耗してしまう。ネット上でも、勝手に電源が入ってしまうという問題がよく書かれているが、どうにも電源管理がイマイチのようだ。

電源が入りっぱなしになると、結構発熱するので、今の時期にはいい「カイロ」がわりになってしまうのはご愛敬か。2700mAHとかなり大容量のバッテリーを搭載しているのにこのあたりは勿体ないことだ。

あと、充電しながら使っていても消費電力の方が大きくて、どんどん容量が減っていくのも使いづらい。このあたりはBluetooth接続ができるWi-Fiルーターならば消費電力が抑えられるだが、この機種はこの機能はない。

・・・・ということで、中古品のオークション落札価格が数千円が相場と、安いだけのことはある。 

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画像はmicrosoftのWindows Phone Lumia 535だ。OSは、CPUはクアッドコアの1.2GHz、メモリは1GB、内蔵ストレージは8GBというローエンドモデルで、価格は日本円で1.6万円程度だ。メモリが1GBはandroidやiPhoneでは心許ないが、Windows Phoneではメモリ管理が異なるためか、気持ちよりサクサク動作するので、一般的な使用方法では,このスペックでも困る事はない。

問題はアプリが無い事だ。カレンダーアプリのジョルテは思い切りサブセット版で、月単位でしか行事を表示できない。さらにタスク管理の定番のRemmber the Milkもないし、鉄道の路線検索ソフトもないなど、とにかくないないづくしの状態だ。今のところ日本国内では大手3キャリアからは端末が発売されていないので、他のOSの定番アプリの移植が進まないわけで、いまのところはMicrosoft純正のソフトの利用しかできない端末だと言える。Microsoft Officeの使い勝手はさすがに純正端末で心地よい。

今後Windows10に進化すれば、PCやタブレットとスマホとの連携がより簡単にできるだけに、ビジネス用途ではandroidやiPhoneよりも便利なのかも知れない。すでの、格安スマホとして国内でも販売が始まっているが、この寂しいアプリ環境では、まだまだ一部のマニアのための端末以上のものにはなり得ない。

やはり、日本Microsoftの日本法人がソフトウェア開発会社を支援して、早急に定番のアプリが揃えられるどうかが、最終的な普及の鍵になるだろう。 


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今年の3月に電源関係が不良で、修理したXperia Z1(au SOL23)<左>が再び全く電源が入らなくなった。

auショップで確認すると再び修理が必要との事。どうしたものか,思案していたが、オークションで安価に2014年夏モデルのXperia ZL2(au SOL25)<右>が入手できたので、SIMを入れ替えて新しい機種を使う事にした。

Xperia ZL2はDoCoMoのXperia Z2の姉妹機だが、厚さがZ2よりも厚く、筐体も樹脂製でチープな印象を受けることから、DoCoMoの劣化モデルといわれ、その筐体のイメージから「ランチパック」と揶揄されたモデルなだけに、オークションでの人気も低く、安価に入手できたわけだ。

主な仕様は、http://www.sonymobile.co.jp/xperia/au/sol25/spec/spec.htmlに 示されたとおりだが、CPUはクアッドコアの2.3GHz、画面もと同じ5.0インチ(Z2は5.2インチ)でFull HDだし、メインカメラも2070万画素でZ1と同じで、フロントカメラだけが31万画素とショボいだけだが、自撮りやテレビ電話でもしない限りあまり関係ない。

通信は、4G LTE(キャリアアグリゲーション対応)、WiMAX 2+、3Gに対応しており、受信150Mbps、送信25Mbpsに対応しており、Z1よりも高速通信が可能だ。VoLTEには対応していないが、もともと音声通話はしないし、何となく3Gが付いている方が地方とかでは心強い気がする。(本当はもう関係ないのかも知れないが)

それに、RAMがZ1の2GBから3GBに増えているので多数のアプリをインストールしても動作が遅くなる事がなさそうだ。

e-mobileからのMNPで端末料金0円で手に入れたZ1だったが、まだ「月々割」が来年の6月まで残っているので、今機種変更するのはこの割引を失ってしまうのでもったいない。そこで、今回のZL2の入手だが、十分にあと8ヶ月は使えるだろう。来年の夏モデルを次回の機種変更のターゲットにして、しばらくはandroidはXperia ZL2だ。


 

電源関係がおかしいといい続けてきたXperia Z1だったが、我慢できずに修理に出したが、やっと帰ってきた。

修理結果を見ると、基盤の故障による交換とSIMスロットの破損があるのでやはり広貫堂前したということで、特にバッテリーには問題がなかった。

安心サポートに入っていた(あまり、加入していた自覚は無かったのだが、それはラッキーだった)ので、修理代は安く済んだが、ネット上ではXperiaでこの手の電源関係の不都合はよく言われているので、リコールでもいいくらいかと思うのだが、そうでもないらしい。

ガラケー時代には、端末の不都合などは、あまり聞かなかったものだが、やはりスマートフォンはそうもいかない。そういった意味ではキャリアの安心サポートも保険と思えば、納得ができるシステムともいえる。

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